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皆さんこんにちは!
井上工業株式会社、更新担当の中西です。
さて今回は
~施工管理~
ということで、今回は、プラント工事における施工管理の基本から実務上のポイントまでを深掘りして解説します。
プラント工事は、配管、電気、機器据付、土木・建築など多岐にわたる工種が絡み合う巨大プロジェクトです。その中心に立ち、現場を安全・品質・工程・コストの全方位からマネジメントするのが施工管理者の役割です。
目次
工種ごとの「クリティカルパス」の見極め
他工種との作業干渉(例:配管工と電気工)の排除
週次での工程見直しとリアルタイム修正
3Dモデルによる工程シミュレーション
進捗管理表のデジタル共有(クラウド管理)
危険箇所(高所・狭所・密閉空間)の把握
KY活動(危険予知活動)とヒヤリハット共有
作業員の資格確認と多言語対応(外国人労働者含む)
毎朝のTBM(ツールボックスミーティング)
安全パトロールの定例化と即時是正
各工程の「検査タイミング」の明確化(中間検査・最終検査)
材料のミルシートやロット管理の徹底
図面との整合性(現場での“場当たり施工”の排除)
第三者検査機関との連携
スマホでの写真記録&電子帳票保存
作業日報と実績との突合(過剰人員の抑制)
設計変更・仕様変更の即時反映とコスト試算
協力業者との契約内容(変動費項目)の明文化
月次予実報告のテンプレート化
コスト変動を共有する“見える化”ボード
定例会議の運営と議事録管理
作業調整会議での「タスク横断共有」
不具合・課題への早期フィードバック
LINE WORKSやSlackでの即時報告体制
Googleスプレッドシートなどの共有型進捗ツール
プラント工事の成功は、単に作業を完了させることではなく、「安全・品質・納期・コスト」のすべてを満たすことにあります。その中心に立つ施工管理者は、単なる現場監督ではなく、プロジェクトの総合プロデューサーとも言えます。
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