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第20回プラント建設工事雑学講座

皆さんこんにちは!
井上工業株式会社、更新担当の中西です。

 

「命を守る技術」✨

 

プラント現場では、一つのミスが大事故につながる可能性があります⚠️

だからこそ、
**「安全」は最も尊い技術」**といわれるのです


1. “ゼロ災害”を目指す現場の文化

プラント工事は、高所・高熱・高圧――まさに「三高」現場
溶接火花、重量物吊り上げ、狭小空間作業……。

危険と隣り合わせの中で作業するため、
全員が「安全を共有する意識」を持つことが大前提。

現場では、毎朝のKY(危険予知)ミーティングが行われます。

「今日の作業で転倒リスクは?」
「高所作業時の工具落下は?」
「風速何mでクレーンを止める?」

この“意識の積み重ね”が、命を守る盾になります️


‍♂️2. プラント特有の安全対策

酸欠・ガス警報機の設置
 密閉空間作業では、酸素濃度・ガス濃度をリアルタイム監視。

入場教育の徹底
 新入場者には必ず安全講習を実施。
 「安全靴のひもを結ぶ」「ヘルメットを正しく装着」など基本を徹底。

安全書類・立入証の管理
 作業許可票(作業届)を確認してから入場。

風速・温度センサー連動型クレーン制御
 IoT機器によるリスク予防も進化しています✨


3. “人を守るためのチームワーク”

安全管理は一人ではできません。
互いに声をかけ合い、確認し合う“安全文化”が根づいてこそ成り立ちます。

‍♀️「ちょっと待て!工具抜けてるよ!」
‍♂️「その下、通るな!」

――たった一言が、人の命を救うことがあります。

プラントの現場では、安全が最大のコミュニケーションなんです。


4. “安全の積み重ね”が信頼を生む

1日、1週間、1か月、1年――。
「今日も事故がなかった」という記録が、
会社の信頼をつくり、次の現場へとつながります。

安全とは、
“最も地味で、最も誇り高い成果”。

それを支えているのが、現場一人ひとりの意識なのです️✨